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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[62]

投稿日:2013年1月30日

日本の海女漁発祥の地

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 門司港駅前を出発し、国道3号で門司駅前を通り、小倉に戻った。
 小倉は北九州市の中心としてますます発展をつづけている。北九州市は門司、小倉、八幡、戸畑、若松の5市が昭和38年(1963年)に合併してできた100万都市だが、小倉への一極集中がつづいている。
 日本が東京に一極集中し、さらに地方ごとに見ていくと北海道が札幌に、東北が仙台に、中部が名古屋に、関西が大阪に、中四国が広島に、九州が福岡にそれぞれ一極集中しているのと同じようなものだ。
 小倉からは国道199号を行く。洞海湾にかかる有料の若戸大橋(50円)を渡った若松からは、海沿いの国道495号を行く。遠賀川の河口を渡り、国道495号から県道300号に入り、鐘崎漁港でアドレスを止めた。
 漁港から鐘崎の集落を走り抜け、鐘ノ岬の突端まで行ってみる。鐘ノ岬の道の尽きたところからは岩場の向こうに地島が見えた。
 鐘ノ岬の織幡神社境内には「日本の海女漁発祥の地」記念の海女像が建っている。鐘崎の海女たちは進んだ海女漁の技術を持って、日本各地の海へと出稼ぎ漁に行った。そこに住みつき、分村をつくることも多かった。ということで鐘崎は日本の海女漁発祥の地になっているのだ。

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門司港駅前を出発
若戸大橋の料金所


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遠賀川の河口
鐘崎漁港


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鐘ノ岬突端の岩場
鐘ノ岬から地島を見る


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鐘ノ岬の織幡神社
鐘ノ岬の海女像


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